バイオハザード レクイエム！最新作が描くシリーズ集大成！ラクーンシティの真実と新主人公の正体に迫る

ついに、ホラーゲーム界の金字塔『バイオハザード』シリーズに新たな一章が刻まれます──その名も『バイオハザード レクイエム』。
2026年2月27日に発売が決定した本作は、シリーズの正統な“第9作”とも言える位置づけであり、バイオハザード9という呼称でも注目を集めています。

プレイヤーを待ち受けるのは、あの“崩壊したラクーンシティ”の再訪。かつて滅菌作戦で葬られた都市に残る謎と記録、そして新たな主人公「グレース・アッシュクロフト」の視点から描かれる、未だ語られてこなかった真実の物語。

本記事では、公開情報を網羅しながら深掘り解説と独自考察を交えて、「バイオハザード レクイエム」の魅力と注目ポイントを徹底的に掘り下げていきます。

新主人公「グレース・アッシュクロフト」とは何者か？

【生者に恐怖を。屍者に鎮魂を。】

『バイオハザード レクイエム』は第9作に相当するシリーズ最新作。
息詰まる緊張感と震い慄く恐怖、そして死を打ち倒す爽快感―。

”レクイエム”はプレイヤーの精神（こころ）を激しく揺り動かす。#バイオレクイエム pic.twitter.com/9mPbZ8XVuI

— バイオハザード(カプコン)公式 (@BIO_OFFICIAL) June 6, 2025

グレースの人物像と注目ポイント

『バイオハザード レクイエム』でシリーズ初登場となる主人公グレース・アッシュクロフトは、これまでの戦闘専門家ではなく、“調査報道ジャーナリスト”という異色の立場で物語に関わります。

この視点の変化は、物語の語られ方に大きな革新をもたらします。プレイヤーはただの戦闘者ではなく、記録を追い、証拠を集め、歴史に刻まれなかった“真実”を掘り起こす立場でストーリーを体験します。

また、グレースは『バイオハザード アウトブレイク』に登場したアリッサ・アッシュクロフトの血縁者とされ、シリーズファンの間では既に「アリッサの娘では？」との憶測も飛び交っています。

グレース・アッシュクロフトの基本プロフィール

 旧作との繋がりと伏線

本作の舞台となるのは、シリーズの原点とも言えるラクーンシティ。1998年の“滅菌作戦”以降、壊滅したはずのこの都市が再び描かれることに、往年のファンは大きな衝撃を受けています。

プレイヤーは廃墟となった市街地を探索し、政府が封印した機密ファイル、アンブレラの研究所跡地、市民の最期の記録などを調査していきます。

特に注目されているのは、以下の3つのロケーションです：

• 市庁舎跡：謎の地下研究施設に通じる通路あり

• ラクーン市立図書館：歴史改ざんの手がかり

• 記者クラブ：アリッサの過去の調査記録が残る可能性

「バイオハザード9」との関係性

公式には“レクイエム”と名付けられている本作ですが、実質的には**シリーズ第9作目「バイオハザード9」**であることが各メディアで明言されています。

実際、開発元であるカプコンも本作を「シリーズ30周年記念作であり、これまでの物語の集大成となる内容」と表現しています。つまり、過去作との連続性を強く意識した正統進化型タイトルといえるでしょう。

バイオハザード シリーズ位置づけ表（簡易年表）

「レクイエム」が意味するもの──シリーズ30周年の集大成

 壮大な世界観と映像表現の進化

『バイオハザード レクイエム』では、REエンジンをさらに改良した「RE Next」が採用されています。特に、表情筋や瞳の動き、微細な呼吸音や視線のブレといった演出が、まるで実写映画のような臨場感を生み出しています。

また、リアルタイムライティングと環境音の組み合わせにより、ラクーンシティの**“静かな狂気”**がプレイヤーを包み込み、従来とは一線を画した心理的恐怖を演出。

これにより、過去作のような“驚かせる”恐怖ではなく、**“心を蝕むような重厚なサスペンス”**に変貌を遂げています。

再びラクーンシティへ──崩壊した都市の秘密

ラクーンシティの再登場は、単なるファンサービスではありません。トレーラーには、かつての市街地が新たなバイオ災害の痕跡を残したまま朽ちていく様子が描かれています。

特にプレイヤーが注目すべきは、「廃墟と化した都市の“声”」とも言える音声記録、壁の落書き、放置された通信機器など、目に見えない情報が語る“真実”の断片です。

✅プレイヤーはグレースの視点を通して、「あの夜、何があったのか」「何が隠蔽されたのか」に迫っていくことになります。

竹内潤氏のコメントから読み解く開発方針

『バイオハザード』シリーズ初代の中心人物であり、REシリーズ再構築にも携わった竹内潤プロデューサーが、本作の開発に復帰。彼は「原点回帰と未来の接続を両立する」ことを開発コンセプトとして掲げています。

竹内氏によると、本作は「サバイバルホラーとしての基本に忠実でありながら、キャラクターの内面と“都市の記憶”を追体験するような設計」にこだわっており、従来作品とはまったく異なる感触が得られるとのこと。

🗣️「この30年を締めくくる一作にふさわしい“哀しみ”と“怒り”、そして“赦し”を描きたかった。」（竹内潤）

まとめ：バイオハザード レクイエムは“終焉”か、それとも“新章”の始まりか？

『バイオハザード レクイエム』は、シリーズ30年の歩みを総括しながら、新たな方向性へと舵を切る節目の作品です。
ただゾンビを倒すだけのゲームではなく、そこに生きた人々の“記憶”と“問い”を追体験する物語──それが、今作最大の魅力です。

そして、グレース・アッシュクロフトの視点を通して私たちは、これまで“語られなかったバイオハザード”の裏側を知ることになります。
果たしてレクイエム（鎮魂曲）は、過去の終焉なのか、それとも次なる災厄の前奏曲なのか？

今後の追加情報やプレイ映像の公開も見逃せません。シリーズの歴史を知る者にも、新たに触れるプレイヤーにも、心に深く残る作品になるでしょう。

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